突然の心停止とAED
最近、駅や空港、公共施設などでオレンジ色や赤いハートマークのとついた機器を目にします。これはAED(自動体外式除細動器)と呼ばれる救急救命の機器で、心停止で倒れたランナーなどの命を救うために大いに役立っています。
突然の心室細動が命を奪う
正常時の心臓は一定のリズムで収縮・拡張を繰り返し、血液を全身に送り届けています。しかし事故などによる外傷や衝撃がない場合でも、突然、心臓が止まり(心停止)、亡くなる人がいます。
その原因の多くは、脈拍が不規則となる不整脈によるもので、なかでも「心室細動」が多く見られます。
心室細動とは、突然、心室がけいれんを起こし、血液を送り出すことができなくなる危険な状態です。呼吸が停止し、意識がなくなり、最後には心臓が完全に停止します。
心室細動への処置
心室細動が起こった場合、正常な拍動に戻す処置(除細動)をしなければなりません。発生後3分以内が望ましいといわれています。時間が経過するほど除細動の成功率は低下します。
心室細動の切り札となるAED
呼吸や意識が無く倒れている人がいたら・・・
1.大声で助けを求め、救急車の要請とAEDの搬送を依頼します。
2.心肺蘇生を行います。(患者のあごを上げて気道を確保し、人工呼吸2回・心臓マッサージ30回)
3.AEDの音声ガイドに従い、操作します。AEDが必要か否かの判断はAED自体が行います。
機会があったら、救命講習を受けたいですね。もしものとき、誰かの大切な命を救うことができるように。




