2008年06月16日
痛風発作
働き盛りの男性を中心に「尿酸値」の高い人が増えています。尿酸値は、単に「痛風」発症の危険性を知るためだけでなく、動脈硬化につながる生活習慣病の指標の1つとして注目されています。
「尿酸値」とは、血液中の尿酸の濃度です。
尿酸は、体内で新陳代謝によって生じる老廃物であり、エネルギーの燃えかすでもあります。すべての生命活動に伴って生じる物質ともいえます。
通常は、体内で産生される一方で腎臓から尿の中へ排泄され、血液中の尿酸は一定の範囲内に保たれています。しかし、何らかの原因で産生量が多すぎたり、排出量が少なくなると、血液中の尿酸も増え、尿酸値が高くなります。
かつては、痛風というと、尿酸の原料となるプリン体の摂取制限が食事療法の中心でしたが、プリン体は食物から取り入れるだけでなく、体内で産生されています。その量も体内で作られるほうが多いのです。
現在は、プリン体の多い特定の食品を避けるというより、食事の総量がいちばん問題とされています。
尿酸値が高い状態が続くと、血液に溶けきれない尿酸が結晶化して、間接などにたまってきます。この結晶が何らかの原因で間接液の中に放出され、強い炎症を起こすと、「痛風発作(痛風関節炎)」が現れます。
本当に怖いのは、痛風発作そのものより、動脈硬化による合併症につながっていくことです。




