食材の旅

有限会社 アーム

2009年04月21日 17:42

日本の食料自給率は2007年度で約40%といわれています。
食料を海外に大きく依存することは、食の安全とともに地球温暖化問題にも少なからず影響を与えています。

フード・マイレージ」とは、食材が平均してどのくらい旅をしてきたかを、食べ物の重さ(kg)×運ばれる距離で表したものです。
大きいほど輸送時のCO2の量が増え、地球温暖化に影響を与えていることになります。

例えば一人分の晩ごはんで、
オーストラリア産のステーキ150g、アメリカ産のフライドポテト74g、中国産のブロッコリー20g、アルゼンチン産のコーンポタージュ(コーン150g)、フランス産の赤ワイン(ハーフボトル410g)、韓国産のマッシュルーム15gを準備したとすると・・・
フード・マイレージは14,645.7kg・kmとなり、輸送する際に排出されるCO2は、327gとなります。

もし同じ食材を日本国内からまかなった場合はどうでしょう。かなりのCO2の削減が可能になります。
さらに、食材をより地元に近いところから購入する「地産地消」を行なえば、安心・安全、地元産業の発展、地球に優しいと、まさに「三方よし」ですよね。

買い物をするとき、ぜひ「地産地消」を意識してみてください。





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