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Posted by 滋賀咲くブログ at

2008年09月12日

中秋の名月

月の満ち欠けを基準とした旧暦では、8月15日の月を  「十五夜」「中秋の名月」などと呼びました。
現在のように、太陽を基準とする新暦(太陽暦)を使うようになったのは明治に入ってからで、現在のカレンダーでいうと今年の「中秋の名月」は9月14日となります。

「中秋の名月」といえば「お月見」
この時期は、空気が澄んでいて最も美しい満月が見られるということで、平安時代より、月を見ながら和歌を詠み、その出来を評価しあって酒を飲んで楽しみました。

月は約一ヶ月かかって地球の周りを公転しています。そして、その間に満ち欠けをして私たちの目を楽しませてくれます。毎日形が変わったり、出る時間が違ったり、姿形がうつろうこともあって、日本人は古来より、月を多くの名前で呼んできました。

新 月・・・月が何も見えない状態(太陽と地球の間に入るため)
三日月・・・独持の霊力が宿るという信仰が、古くからあります
十三夜月・・・満月の2日前。満月に次いで美しいとされており、これから満ちていくさまが、縁起の良い月とされています。
十六夜月・・・いざよいづき。月の出が十五夜よりやや遅くなっているのを月がためらっていると見立てました。
上弦の月・下弦の月・・・月が満ち欠けしていく過程での半月を、弓の形になぞらえてこの名前がつきました。

月の形を楽しむ日本と違い、西洋では満月は人の心をかき乱し、狂わせるものであったようで、月を眺めて楽しむという気分にはなれなかったようです。
狼男が月をみて変身するというのは、典型的な例ですね。




Posted by 有限会社 アーム at 17:26 Comments( 0 ) 雑学
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