2009年01月26日
命取りの頭痛

でも、ちょっと待って!
実は重大な病気かもしれません。数年前に、私の身内が「くも膜下出血」で倒れた経験があります。最初は、単なる頭痛と思っていたのです・・・。
頭痛には、頭痛そのものが主症状の一次性頭痛と、明らかに脳に病気があることにより頭痛が生じる二次性頭痛に分けられます。
原因不明の一次性頭痛
1.緊張型頭痛・・・多くの場合、肩こりと同時に見られ、後頭部を中心とした頭痛が起こります。近年、パソコンを長時間使うようになったことで、肩・首の筋肉が緊張することから痛みが多くなったと考えられています。また、精神的ストレスも筋肉を収縮させるため、緊張型頭痛を引き起こす原因にもなります。
2.片頭痛・・・脈打つような「ズキンズキン」「ガンガン」とした強い頭痛は、脳の血管の収縮が原因と考えられています。大体は、一晩寝ると楽になりますが、症状が2~3日続くこともあります。
3.群発頭痛・・・群発地震のようにある期間に集中して起こる頭痛です。脳の血管の収縮が原因と考えられていますが、性格には解明されていません。一度痛みがあらわれると、2週間~2ヶ月続くことがあります。
命が危ないこともある 二次性頭痛とは
頭蓋内の病変による頭痛であり、命に関わることがあります。
くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、髄膜炎・脳炎、などです。
脳梗塞の場合は頭痛は軽度ですが、体のしびれや麻痺が生じます。
また、髄膜炎・脳炎の場合は高熱を伴います。
次のような場合には二次性頭痛を疑い、すみやかに医師の診断を受けてください。
A.突然の頭痛
B.今まで経験したことがないような頭痛
C.いつもと様子が異なると思われる頭痛
D.徐々に頻度と程度が増していく頭痛
E.ボーっとなる、言語障害、手足の麻痺、流涎、嘔吐などの異常な症状を伴う頭痛
Posted by
有限会社 アーム
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18:19
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健康